東京株式(前引け)=反落、米株安受け売り先行も下げ渋る展開

市況
2021年7月14日 11時45分

14日前引けの日経平均株価は前営業日比59円12銭安の2万8659円12銭と反落。前場の東証1部の売買高概算は4億7833万株、売買代金概算は1兆856億円。値上がり銘柄数は1043、対して値下がり銘柄数は1004、変わらずは137銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は、前日の米国株市場でNYダウなど主要株指数が上昇一服となったことをうけ、主力株を中心に目先利益確定の売りが優勢だった。ただ、日経平均は朝方取引開始直後に先物主導できょうの安値をつけ、その後は下げ渋る動きをみせている。TOPIXはプラス圏で着地した。日経平均2万9000円近辺では戻り売り圧力が意識されているものの、2万8000円台半ばでは押し目買いニーズが強い。企業の決算発表本格化を前に好業績株を物色する動きが全体相場を支えている。値上がり銘柄数と値下がり銘柄数は拮抗している。

個別では富士フイルムホールディングス<4901>が売られたほか、日立製作所<6501>も軟調。ファーストリテイリング<9983>も売りに押された。富士通<6702>が軟調なほか、レノバ<9519>も利食われた。Gunosy<6047>が急落、ウイングアーク1st<4432>も大幅安。半面、売買代金トップのレーザーテック<6920>が買い戻され、任天堂<7974>も堅調、村田製作所<6981>も買いが優勢。多木化学<4025>が一時ストップ高に買われ、E・Jホールディングス<2153>も値を飛ばした。インプレスホールディングス<9479>も大商いで大幅高。

出所:MINKABU PRESS

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