前週末16日に「買われた株!」総ザライ ―本日につながる期待株は?―

注目
2021年7月19日 5時30分

■エヌリンクス <6578>  387円 (+80円、+26.1%) ストップ高

エヌリンクス <6578> [東証2]がストップ高。15日の取引終了後に発表した第1四半期(3-5月)連結決算が、売上高13億7200万円(前年同期比69.6%増)、営業利益6300万円(前年同期4億4400万円の赤字)、最終利益1300万円(同500万円の赤字)となり、営業損益が黒字転換し、通期予想を上回って着地したことが好感された。NHK業務やBPOなどの営業代行事業が前期の反動もあって堅調に推移したほか、メディア事業も好調に推移した。また、新型コロナウイルス感染症の影響による雇用調整助成金を計上したことも寄与した。なお、22年2月期通期業績予想は、売上高50億円(前期比23.5%増)、営業損益2億6400万円の赤字(前期12億7300万円の赤字)、最終損益3億9500万円の赤字(同1億800万円の黒字)の従来見通しを据え置いている。

■きずなHD <7086>  2,075円 (+400円、+23.9%) ストップ高

きずなホールディングス <7086> [東証M]がストップ高。同社は15日取引終了後に、22年5月期通期の連結業績予想を公表。営業利益見通しを前期比36.4%増の10億円としていることが好感されたようだ。売上収益は同14.6%増の92億円を見込む。今期も積極的に出店する計画であるほか、顧客ニーズを着実に捉えることにより、葬儀件数は同12.0%増の1万200件を見込んでいる。なお、21年5月期通期の連結決算は、売上収益が前の期比4.6%増の80億3000万円、営業利益が同50.1%増の7億3300万円で着地した。また、あわせて6月度の月次業績(速報値)を発表し、葬儀売り上げは前年同月比17.6%増の5億8100万円となった。葬儀単価は同1.4%減の79万7000円にとどまったが、一方で葬儀件数が同19.3%増の730件となったことが寄与した。

■ジェイリース <7187>  1,595円 (+289円、+22.1%) 一時ストップ高

東証1部の上昇率トップ。ジェイリース <7187> が急反騰し年初来高値を更新した。15日の取引終了後、22年3月期連結業績予想について、売上高を85億円から87億5000万円(前期比15.1%増)へ、営業利益を12億円から14億5000万円(同53.8%増)へ、純利益を7億円から9億円(同63.0%増)へ上方修正したことが好感された。新規出店による地域密着の営業ネットワーク拡充などにより、新規申し込み及び既存契約からの継続保証料などが順調に推移していることに加えて、主にオフィス、テナントなどを対象とした事業用賃料保証が業績拡大に寄与した。また、引き続き実施している独自データベースを活用した与信審査の強化や債権管理業務の強化策が、貸倒コストの抑制や債権管理業務コストの削減につながるとしている。

■テーオーHD <9812>  453円 (+80円、+21.5%) ストップ高

テーオーホールディングス <9812> [JQ]がストップ高。15日の取引終了後、100%子会社のテーオーリテイリングがDCMホールディングス <3050> 傘下のDCMと資本・業務提携したと発表しており、これが材料視されたようだ。仕入れや物流体制、販売促進活動などで協業するほか、両社が持つ店舗開発や運営などのノウハウを共有することで効率的・機動的な出店や店舗運営を目指す。この提携に伴いテーオーHDは、保有する子会社株式の2割弱をDCMに譲渡する。譲渡金額は、総額4億7500万円。なお同社では、22年5月期業績に与える影響額については現在精査中だが、連結純資産額は増加する見込みとしている。あわせて発表した22年5月期の連結業績予想は、売上高310億円(前期比0.5%増)、営業利益1億6000万円(同32.6%増)を見込む。経常利益と純利益の見通しについては未定とした。

■幸和製 <7807>  1,070円 (+150円、+16.3%) ストップ高

幸和製作所 <7807> [JQ]がストップ高。15日の取引終了後に発表した第1四半期(3-5月)連結決算が、売上高15億1800万円(前年同期比20.8%増)、営業利益2億2000万円(同4.6倍)、純利益1億4300万円(同5.1倍)と大幅増益となったことが好感された。主力の歩行車が生活必需品として認知され、外出自粛が要請されているなかでも堅調に推移したことに加えて、介護ルートで昨年11月に発売した歩行車「シトレア」の受注が好調に推移したことが貢献した。また、前期に続いて固定費抑制を推進したことも寄与した。なお、22年2月期通期業績予想は、売上高52億4900万円(前期比0.7%増)、営業利益2億7100万円(同26.5%減)、純利益1億7700万円(同54.4%減)の従来見通しを据え置いている。

■ベクトル <6058>  1,095円 (+150円、+15.9%) ストップ高

東証1部の上昇率2位。ベクトル <6058> がストップ高。15日の取引終了後に発表した第1四半期(3-5月)連結決算が、売上高111億4400万円(前年同期比24.4%増)、営業利益11億6700万円(前年同期1600万円の赤字)、最終利益4億4300万円(同1億6300万円の赤字)となり、営業損益が大幅に黒字転換したことが好感された。オンラインを活用したPRイベントやSNSを活用したライブコマース支援などデジタル領域における新しいサービスを積極的に展開したことで、国内のPR・広告事業売上高が回復し過去最高を更新したことが牽引役となった。また、新規顧客の獲得効果を踏まえて広告宣伝費を投下したことで、ダイレクトマーケティング事業の収益が大幅に改善したことも寄与した。なお、22年2月期通期業績予想は、売上高477億円(前期比28.0%増)、営業利益40億円(同72.8%増)、純利益10億円(同2.1倍)の従来見通しを据え置いている。

■ツクルバ <2978>  1,094円 (+150円、+15.9%) ストップ高

ツクルバ <2978> [東証M]がストップ高。16日午前11時ごろ、中古・リノベーション住宅の流通プラットフォーム「cowcamo(カウカモ)」で、新ブランド「ALUX(アリュクス)」、ファミリー世帯向けの「emot(エモット)」の提供を開始したと発表しており、これが好材料視された。今回提供を開始した「アリュクス」は、都会的な暮らしを好む単身から2人暮らし世帯向けの「都会の空気を吸い込んだ、“今”を充たす住まい」ブランドで、一方の「エモット」は、忙しい毎日のなかで心地良さを重視しながらも感性を大切にしたいファミリー世帯に向けた「家族の毎日をもっと輝かせる住まい」ブランド。カウカモの「ブランド」は、物件を仕入れてリノベーションをした上で再販する事業を行う再販事業者と、27万人の会員を持ちメディアと接客の両面で得られたユーザーニーズのデータや知見を持つカウカモが協業して展開しており、同社では今後もブランドラインアップの拡充を図るとしている。

■サーバーワクス <4434>  4,475円 (+605円、+15.6%)

東証1部の上昇率3位。サーバーワークス <4434> が急反騰。15日の取引終了後に発表した第1四半期(3-5月)単独決算が、売上高25億900万円(前年同期比30.5%増)、営業利益1億7100万円(同2.5倍)、純利益1億1000万円(同98.6%増)と大幅増益となったことが好感された。クラウド需要の回復に伴い、クラウドインテグレーション事業で顧客獲得と受注が順調に増加した。また、既存顧客からの継続的な受注や大口顧客のAWS利用料の増加によりARPUが堅調に推移するとともに、新規顧客の獲得もあってアカウント数が増加したリセール事業も売り上げを伸ばした。なお、22年2月期通期業績予想は、売上高93億円(前期比15.8%増)、営業利益4億4600万円(同6.4%増)、純利益3億2600万円(同32.3%減)の従来見通しを据え置いている。

■ジー・スリー <3647>  511円 (+61円、+13.6%)

ジー・スリーホールディングス <3647> [東証2]が急反騰。同社は若年層向け雑貨から業態転換し、太陽光発電事業に傾注し業容拡大を図っている。15日取引終了後に発表した21年8月期第3四半期決算(20年9月-21年5月)は営業損益が1億1800万円(前年同期実績は2億5100万円の赤字)と黒字に転換した。太陽光発電所の販売や売電収入、太陽光パネルなどの発電用商材の売り上げが大きく伸びて収益を押し上げている。特に3-5月期が好調で、これをポジティブ視する買いが集中した。

■ビザスク <4490>  4,425円 (+525円、+13.5%)

ビザスク <4490> [東証M]が急伸。15日の取引終了後に発表した第1四半期(3-5月)連結決算が、売上高5億6300万円(前年同期比84.8%増)、営業利益1億1900万円(同15.8倍)、純利益9600万円(同42.8倍)と大幅増益となったことが好感された。コアサービスである「ビザスクinterview」をはじめ新プロダクト群の「ビザスクexpert survey」「ビザスクlite」「ビザスクpartner」などのサービスも順調に成長を続け、知見プラットフォーム事業の取扱高が大幅に伸長したことが寄与した。なお、22年2月期通期業績予想は、売上高21億8000万円(前期比35.9%増)、営業利益2億3000万円(同10.3%増)、純利益1億5000万円(同25.7%減)の従来見通しを据え置いている。

■買取王国 <3181>  744円 (+80円、+12.1%) 一時ストップ高

買取王国 <3181> [JQ]が大幅高で5日続伸。15日の取引終了後に発表した第1四半期(3-5月)単独決算が、売上高11億8100万円(前年同期比3.7%増)、営業利益7000万円(同3.4倍)、純利益4400万円(同3.0倍)と大幅増益となり、上期計画の営業利益1000万円を上回ったことが好感された。新型コロナウイルス感染症の影響で、前年同期にファッション・ホビーの売り上げが大幅に下がった反動があり、売上高は前年同期を上回った。また、継続的に粗利率が改善したことや経費削減に取り組んだことも寄与した。なお、22年2月期通期業績予想は、売上高50億5100万円(前期比3.2%増)、営業利益9000万円(同28.4%減)、純利益5900万円(同42.2%減)の従来見通しを据え置いている。

■北の達人 <2930>  540円 (+56円、+11.6%)

東証1部の上昇率4位。北の達人コーポレーション <2930> が続急騰。同社は15日取引終了後に、有効成分が真皮まで浸透する日本初のオールインワンジェル「シンピスト」(医薬部外品)を8月17日に発売すると発表。この商品は同社初となる「アンチエイジング」「オールインワンジェル」というマスマーケットに向けて開発されたもので、期待感が高まるかたちとなったようだ。なお、あわせて22年2月期第1四半期(3-5月)の連結決算を発表。今期から連結決算に移行したため前年同期との単純比較はできないが、売上高は23億7200万円(上半期計画に対する進捗率50.4%)、営業利益は4億100万円(同45.2%)となった。EC事業で新規獲得件数が拡大したことが寄与した一方、積極的な広告投資が利益面の重荷となった。なお、上半期及び通期の業績予想は従来計画を据え置いている。

■シキノHT <6614>  4,450円 (+430円、+10.7%)

シキノハイテック <6614> [JQ]が続急騰。東京証券取引所が16日売買分から、信用取引による新規の売り付け及び買い付けにかかる委託保証金率を70%以上(うち現金40%以上)とする信用取引の臨時措置を解除したと発表しており、売買の自由度が増すとの見方から買いが流入した。また、日本証券金融も16日付で貸借取引銘柄別増担保金徴収措置を解除すると発表している。

■ヨシムラHD <2884>  812円 (+73円、+9.9%)

東証1部の上昇率5位。ヨシムラ・フード・ホールディングス <2884> が急反発。15日の取引終了後に発表した第1四半期(3-5月)連結決算が、売上高76億2900万円(前年同期比1.7%減)、営業利益2億4400万円(同13.5%増)、純利益2億3300万円(前年同期収支均衡)となり、2ケタ営業増益となったことが好感された。国内で香り芽本舗をグループ化したことによる増加要因があったものの、産業給食や外食産業、観光産業向けの販売は減少傾向が継続したほか、海外ではホテル、航空関連及びケータリング向けの販売は減少傾向が継続し売上高は減少した。ただ、海外で旧正月に小売店向け商品の売り上げが好調に推移したことや、為替差益を計上したことなどが利益を押し上げた。なお、22年2月期通期業績予想は、売上高306億700万円(前期比4.5%増)、営業利益8億500万円(同64.9%増)、純利益3億4600万円(同7.2%増)だった。

■三機サービス <6044>  1,174円 (+104円、+9.7%)

東証1部の上昇率6位。三機サービス <6044> が急反発し年初来高値を更新。15日の取引終了後に21年5月期決算を発表し、売上高は115億2500万円(前の期比1.3%減)、営業利益は2億8800万円(同29.0%減)で着地。一方、続く22年5月期の連結業績予想は、売上高125億円(前期比8.5%増)、営業利益4億5000万円(同55.8%増)と急回復する見通しとなり、これを好感した買いが入ったようだ。前期は、新型コロナウイルス感染症の影響による飲食業を中心とした売り上げの減少、省エネ工事や新設、更新工事などの伸び悩みのほか、新基幹システム導入に伴う減価償却費の増加などが業績の下押し要因となった。なお、今期の年間配当予想は前期比10円増の25円とした。あわせて、自社株買いの実施を発表した。上限を2万5000株(発行済み株数の0.42%)、または3500万円としており、取得期間は7月16日から8月15日まで。資本効率の向上並びに譲渡制限付き株式報酬として、同社の取締役(社外取締役を除く)に交付する自己株式への充当を目的としている。

■交換できる <7695>  4,605円 (+375円、+8.9%)

交換できるくん <7695> [東証M]が急反発。15日の取引終了後、中国地方へ事業エリアを拡大すると発表しており、これが好感された。同社は5大都市圏(関東・関西・東海・札幌・九州北部)でサービスを展開しているが、9月に広島市安佐南区に拠点を開設し、これにより中国地方中西部から九州北部を商圏とすることが可能となるとしている。なお、同件は22年3月期業績予想には含まれていないという。同時に、本社を移転すると発表した。現在の東京都渋谷区東1丁目26番20号東京建物東渋谷ビル12階から、12月をメドに同ビル7階に移転する。これに伴う費用が業績に与える影響は軽微としている。

■ベイカレント <6532>  38,650円 (+3,000円、+8.4%)

東証1部の上昇率9位。ベイカレント・コンサルティング <6532> が急反発。同社は15日の取引終了後、22年2月期第1四半期(3-5月)の決算を発表。売上高は前年同期比33.2%増の133億4300万円、営業利益は同67.2%増の49億9400万円となり、大幅な増収増益で着地したことが好感された。前事業年度に増員したコンサルタントの戦力化が進んだことに加え、引き続きデジタルトランスフォーメーション(DX)や事業戦略に関するプロジェクトの受注が順調だったことなどが全体業績を押し上げた。なお、通期見通しについては、売上高510億円(前期比19.0%増)、営業利益160億円(同18.1%増)の従来予想を据え置いた。

■Bエンジニア <7352>  1,781円 (+131円、+7.9%)

Branding Engineer <7352> [東証M]が続急伸。15日の取引終了後、21年8月期の連結業績予想について、売上高を35億7600万円から42億1400万円へ、営業利益を6800万円から1億200万円へ上方修正したことが好感された。企業によるデジタルトランスフォーメーション(DX)推進などを背景にITエンジニアの需要が高まるなか、Midworks事業における稼働人数が想定より上振れていることが要因という。なお、前期は連結決算を行っていないため比較はないが、前期の単独決算との比較では35.5%増収、1.0%営業増益を見込む。同時に発表した第3四半期累計(20年9月-21年5月)決算は、売上高30億4200万円、営業利益1億2100万円だった。同じく前年同期の単独決算との比較では31.2%増収、12.9%増益だった。

■千代建 <6366>  468円 (+31円、+7.1%)

千代田化工建設 <6366> [東証2]が急反発。同社はLNGプラントに強みを持つ総合エンジニアリング大手で、前期は新型コロナウイルス感染拡大の影響で業績は大きく落ち込んだが、今期は工事採算の改善などを背景に利益回復を見込んでいる。15日取引終了後、インドネシアで新たに銅製錬所の設計、調達、建設業務を受注したことを発表した。大型案件で収益への恩恵は大きいとみられ、これを材料視する買いを呼び込んだ。株価は6月下旬以降、400円台半ばでのもみ合いが続いているがボックス圏離脱に向け期待が高まっている。

■いちよし <8624>  619円 (+32円、+5.5%)

いちよし証券 <8624> が急反発。16日正午ごろに発表した第1四半期(4-6月)連結決算速報で、営業収益51億6400万円(前年同期比35.5%増)、営業損益8億8200万円の黒字(前年同期3億8100万円の赤字)、最終損益7億8500万円の黒字(同4億100万円の赤字)と大幅な営業増益となったことが好感された。取り組み中の「改革の断行」が奏功したほか、受益証券の募集手数料や株式の委託手数料などが増加したことが営業収益・利益を押し上げた。

■グッドパッチ <7351>  3,010円 (+132円、+4.6%)

グッドパッチ <7351> [東証M]が4日ぶりに反発。15日の取引終了後、21年8月期の連結業績予想について、売上高を25億9100万円から27億2200万円(前期比27.0%増)へ、営業利益を2億9600万円から3億7800万円(同74.5%増)へ、純利益を2億2700万円から2億9500万円(同36.7%増)へ上方修正したことが好感された。デジタルトランスフォーメーション(DX)の需要の高まりを受けて、国内でデザインパートナー事業への問い合わせ数が増加するとともに、月平均プロジェクト単価と月平均プロジェクト件数が好調に推移していることが要因としている。なお、同時に発表した第3四半期累計(20年9月-21年5月)決算は、売上高20億2600万円(前年同期比25.9%増)、営業利益3億3800万円(同2.1倍)、純利益2億6100万円(同56.7%増)だった。

■しまむら <8227>  10,460円 (+340円、+3.4%)

しまむら <8227> が大幅反発。SMBC日興証券が15日付で、投資評価を「2」から「1」とし、目標株価を1万2000円から1万3800円へ引き上げたことが好材料視されたようだ。6月28日に発表した第1四半期決算と6月の月次売上高を踏まえ、22年2月期の営業利益予想を437億円から479億円へ、23年2月期を同439億円から493億円へ引き上げたことが要因。第1四半期好決算を受けても株価反応は限定的で、株式市場は同社の業績回復の継続に懐疑的といえ、同証券も再成長に向かうとのコンビクションはまだ低いとしながらも、原点回帰により強みである少量多品種アパレルの低価格化戦略に腰を据えたことや、低価格の源泉は規模の経済とローコストオペレーションであり、EC専業ブランドなどに比べ同社の優位性は高いこと、などから復活の可能性はあるとしている。

■ブロンコB <3091>  2,462円 (+37円、+1.5%)

ブロンコビリー <3091> が3日ぶり反発。15日の取引終了後、21年12月期単独業績予想について、最終利益を8億円から9億円(前期5億8800万円の赤字)へ上方修正しており、これが好感された。新型コロナウイルス感染拡大防止協力金などの給付金の計上などが要因としている。一方、売上高は173億5000万円から162億円(前期比6.2%減)へ、営業利益は6億5000万円から2億円(同23.2%増)へ下方修正した。上期に客数の回復に至らず収益が計画を下振れたことに加えて、東京都を対象とした4回目の緊急事態宣言が発出されたことを踏まえたという。同時に発表した第2四半期累計(1-6月)決算は、売上高70億6800万円(前年同期比8.5%減)、営業損益3億4300万円の赤字(前年同期4億8700万円の赤字)、最終損益4億800万円の黒字(同8億6600万円の赤字)だった。

■スマレジ <4431>  7,340円 (+110円、+1.5%)

スマレジ <4431> [東証M]が反発。15日の取引終了後、8月31日を基準日として1株を2株に株式分割すると発表したことが好材料視された。流動性の向上と投資家層の拡大を図ることが目的という。なお、効力発生日は9月1日。

※16日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

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