日本マイクロが大幅反発、メモリ向け高需要継続で上期業績は計画上振れ
日本マイクロニクス<6871>が大幅反発している。7月30日の取引終了後、集計中の第2四半期累計(1~6月)連結業績について、売上高が173億円から175億円へ、営業利益が30億円から38億円へ、純利益が19億円から27億円へ上振れて着地したようだと発表しており、これが好感されている。
プローブカード事業でメモリ向けの高需要が継続したことによる安定稼働や、プロダクトミックスの変化が営業利益を押し上げた。また、為替相場の変化による為替差益の計上や、課税所得額の見直しなども寄与した。なお、20年12月期は決算期変更に伴う15カ月決算のため、前年同期の比較はない。