スパークスが反発、第1四半期59%営業増益と100万株を上限とする自社株買いを好感
スパークス・グループ<8739>は反発。7月30日の取引終了後に発表した第1四半期(4~6月)連結決算が、営業収益33億1100万円(前年同期比22.2%増)、営業利益14億6900万円(同58.6%増)、純利益10億6300万円(同2.0倍)と大幅増益となったことが好感されている。
運用資産残高の拡大による残高報酬が増加したことに加えて、運用成績が好調で成功報酬が大幅に伸びたことが要因。また、保有する有価証券の一部売却による投資有価証券売却益を特別利益として計上したことも寄与。なお、22年3月期通期業績予想は、引き続き非開示としている。
あわせて上限を100万株(発行済み株数の0.49%)、または2億5000万円とする自社株買いを実施すると発表しており、これも好材料視されている。取得期間は8月2日から9月30日までで、株主還元の充実を図るとともに、資本効率の向上及び経営環境に応じた機動的な資本政策の遂行を可能とするためという。