日鉄物産が後場一段高、22年3月期業績及び配当予想を上方修正
日鉄物産<9810>が後場一段高となっている。午前11時30分ごろ、22年3月期の連結業績予想について、営業利益を320億円から370億円(前期比65.5%増)へ、純利益を220億円から260億円(同62.6%増)へ上方修正し、中間・期末各110円の年220円としていた配当予想を中間145円・期末115円の年260円に引き上げたことが好感されている。
足もとで鋼材数量が回復していることや価格上昇により鉄鋼事業の経営環境が改善していることが要因という。なお、第1四半期(4~6月)決算は、営業利益87億2600万円(前年同期比2.0倍)、純利益66億5600万円(同2.4倍)だった。