話題株ピックアップ【夕刊】(3):Aバランス、きずなHD、ヒガシ21

注目
2021年8月18日 15時19分

■Abalance <3856>  5,460円  +580 円 (+11.9%)  本日終値

Abalance<3856>が一時600円を超える急伸をみせたほか、レノバ<9519>、ウエストホールディングス<1407>、エヌ・ピー・シー<6255>など太陽光発電関連ビジネスを展開する銘柄が足並みを揃え切り返しに転じている。ここ、太陽光発電など再生可能エネルギー関連をはじめとする脱炭素のテーマで買われた銘柄の下げがきつい状況になっていた。個人投資家の信用評価損益率の悪化にもつながっていたが、目先売り一巡から買い戻しやリバウンド狙いの押し目買いが流入した。きょうは、ここ急騰していた海運株が利益確定売りで値を下げるものが相次いでおり、「短期筋の資金が調整十分の再生エネ関連にシフトしているようだ」(中堅証券ストラテジスト)という見方も出ていた。

■きずなホールディングス <7086>  2,120円  +189 円 (+9.8%)  本日終値

きずなホールディングス<7086>は6日ぶりに反発。17日の取引終了後に発表した7月度月次業績で、葬儀売り上げが6億6900万円(前年同月比23.7%増)となり、5カ月連続で前年実績を上回ったことが好感された。葬儀単価が84万4000円と同4.7%増と前月から改善したほか、葬儀件数が793件と同18.2%増となったことが寄与した。

■ヒガシトゥエンティワン <9029>  803円  +53 円 (+7.1%)  本日終値

ヒガシトゥエンティワン<9029>が続急伸、上場来高値を更新した。海運株全般はここ最近の急騰の反動からきょうは一斉に反落に転じているが、物色の流れは倉庫株や運輸株に広がっている。同社は大阪を地盤に運送・倉庫事業を手掛けている。企業に物流改革を提案し、包括的に物流業務を受託遂行する3PL(サードパーティー・ロジスティクス)に注力、収益に反映させている。21年4~6月期営業利益は前年同期比2.4倍の4億5900万円と大幅な伸びを達成している。

■スタメン <4019>  897円  +47 円 (+5.5%)  本日終値

スタメン<4019>は反発。東京証券取引所が17日の取引終了後、同社株を18日付で貸借銘柄に選定すると発表。同社株は従来から東証マザーズの制度信用銘柄に選定されているが、これを受けて、更なる売買活性化への期待から買いが入ったようだ。

■フィードフォース <7068>  783円  +35 円 (+4.7%)  本日終値

フィードフォース<7068>が5日ぶりに反発。この日午前中、提供するShopify(ショッピファイ)とLINEのCRM活用アプリ「ソーシャルPLUS」が、ハックルベリー(東京都渋谷区)の定期購買APIに対応したShopifyアプリ「定期購買」と連携を開始したと発表しており、これが好材料視された。今回の連携により、「ソーシャルPLUS」アプリの初回購入完了画面などで顧客のShopify IDとLINEのユーザーIDを連携し、「定期購買」アプリで顧客の購買状態や会員ランクなどの情報を連携させ、特定の顧客グループへ向けたLINEメッセージ配信を実現できるようになったとしている。

■セキド <9878>  1,595円  +65 円 (+4.3%)  本日終値

セキド<9878>は3日ぶりに反発。午前11時30分ごろ、EVO FUNDを割当先とした第4回新株予約権について、停止指定を決定したと発表しており、需給改善への期待から買われたようだ。なお、停止指定期間は8月21日から9月20日までで、停止指定対象の新株予約権の株式数は52万5000個としている。

■ホットリンク <3680>  505円  +20 円 (+4.1%)  本日終値

ホットリンク<3680>が3日ぶりに反発。この日午前中、インフルエンサーマーケティング支援を本格開始すると発表しており、これが好感された。今回、提供を本格開始するインフルエンサーマーケティング支援サービスは、同社の強みであるSNS上のクチコミを活用したマーケティング支援に加えて、SNS上での消費者行動の知見をもとに支援するのが特徴。SNSの強みを生かし、購買意欲が高まり購買行動につながるSNS活用の支援を行うとしている。

■アドソル日進 <3837>  2,013円  +78 円 (+4.0%)  本日終値

アドソル日進<3837>は後場一段高。午前11時30分ごろ、フランスのシュナイダーエレクトリック社とSIパートナー契約を締結したと発表しており、これが好感された。今回のSIパートナー契約締結は、シュナイダー社のIoTプラットフォーム「EcoStruxure」の日本での展開を加速させ、製造業界向けデジタルトランスフォーメーション(DX)やIoT提案を加速させるのが狙い。両社の強みを生かしたソリューションにより、初年度20件、5年後100件のソリューション案件受注を目指すとしている。なお、同契約はシュナイダー社が全世界で展開しているSIパートナープログラムによるもので、日本のシステムインテグレーター企業では初の契約締結となるという。

■ログリー <6579>  983円  +35 円 (+3.7%) 一時ストップ高   本日終値

ログリー<6579>が大幅高。17日の取引終了後に自社株買いを実施すると発表。上限を5万株(発行済み株数の1.35%)、または5000万円としており、取得期間は8月18日から9月30日まで。経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行、資本効率の向上並びに株主還元を図るためとしている。

■勤次郎 <4013>  1,816円  +64 円 (+3.7%)  本日終値

勤次郎<4013>が反発。きょう午前11時ごろ、人工知能(AI)音声認識機能を搭載した電子カルテ「Webカルテノート」を発売したと発表。この製品は単体の電子カルテとしての機能に加え、健康管理アプリ「ヘルス×ライフ」と組み合わせることで、医師は患者の日常生活情報から治療の効果を数値で把握することが可能となる。今後、カルテ内容を患者へ共有できるシェア機能の追加が予定されている。

●ストップ高銘柄

グローバルウェイ <3936>  4,105円  +700 円 (+20.6%) ストップ高   本日終値

京極運輸商事 <9073>  1,104円  +150 円 (+15.7%) ストップ高   本日終値

など、4銘柄

●ストップ安銘柄

プロルート丸光 <8256>  580円  -150 円 (-20.6%) ストップ安   本日終値

以上、1銘柄

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