エプソンが3日続伸、国内大手証券が目標株価を3300円へ引き上げ
セイコーエプソン<6724>が3日続伸している。SMBC日興証券が18日の取引終了後、投資評価「1」を継続し、目標株価を3000円から3300円へ引き上げたことが好材料視されているようだ。
同証券では、22年3月期第1四半期は、新型コロナウイルス(デルタ株)影響の長期化によるBtoC事業(IJPやプロジェクター)でのテックインフレのメリット享受や円安メリットに加えて、販促費が抑えられた一方でのミックス改善もあり、想定以上に利益は上振れたと指摘。ただ、BtoCだけでなく商業・産業プリンティングや産業機器/デバイスなどBtoBも想定以上に上振れたと評価しており、特に商業・産業プリンティングは中長期で成長を牽引する事業で、その潜在力が顕在化し始めてきたことに注目しているという。