伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (8月20日記)
日経平均株価は、昨日の下げにより、現在が下降の流れへ入っているという見方が有力になったと言えます。
弱気の見方が正しければ、本日は、寄り付き後、すぐに下降を開始して、2万7000円以下を目指す動きになると考えられます。
本日の下げは、2万5000円以下を目指す動きへ入っている可能性を示唆します。
気にしておきたい点は、4月以降の下げパターンです。
チャートを見ると、これまでの下げ場面では、以前の安値を1営業日だけ割れて、下値を支えられる動きがあらわれています。
今回も同じパターンになるなら、本日は、引けにかけて価格が上昇して、7月30日の安値2万7272円以上をつけると考えられます。
そのような展開になる場合、昨日、または本日の安値が押し目底になる可能性が出て
きます。
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【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。最新刊「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(日本実業出版社)、「儲かる! 相場の教科書 ローソク足チャート 究極の読み方・使い方」(日本実業出版社)など著書多数。
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