株価指数先物【昼のコメント】 52週線までの調整でいったんは売り一巡感が意識されるか
日経225先物は11時30分時点、前日比160円安の2万7050円(-0.58%)前後で推移。寄り付きは2万7230円とシカゴ先物清算値(2万7250円)にサヤ寄せして始まり、一時2万7300円まで買われる場面が見られた。しかし、ナイトセッションでつけた高値(2万7310円)は超えられず、その後は戻り売りに押されて下げに転じると、2万7010円まで下落幅を広げている。
日経225先物は52週移動平均線まで調整したことにより、いったんは売り一巡感が意識されやすく、2万7000円水準での底堅さを見極めることになろう。また、節目の2万7000円水準まで調整したことにより、ショート筋の買い戻しも入りやすいだろう。もっとも、ハンセン指数は1.0%を超える下落で推移し、グローベックスの米株先物も小幅ながらマイナス圏で推移するなか、リバウンド機運は高まりづらい。
NT倍率は先物中心限月で14.38倍まで上昇する場面が見られたが、その後は14.33倍水準での推移となっている。
株探ニュース