ミタチ産業が異彩の逆行高、車載向け半導体など手掛け業績絶好調
ミタチ産業<3321>は日経平均が800円を超える急落となるなか、逆行高で異彩を放っている。電子デバイス商社で、遊技機や車載向け半導体などを主力に手掛けるが、世界的に旺盛な自動車販売需要を背景に業績は極めて好調に推移している。前週末1日に発表した22年5月期第1四半期(21年6~8月)は営業利益が4億600万円(前年同期は600万円)と急回復し、上期計画の4億8000万円(前年同期比67%増)に対する進捗率は約85%に達している。PER8倍台、PBR0.6倍台で株価指標面からも割安感が強い。また、信用買い残も直近データで11万5000株と枯れた状態にあることで上値が軽い。