東京株式(前引け)=続急落、リスクオフ加速で一時900円超える下げに

市況
2021年10月5日 11時46分

5日前引けの日経平均株価は前営業日比786円58銭安の2万7658円31銭と続急落。前場の東証1部の売買高概算は7億8253万株、売買代金概算は1兆8411億円。値上がり銘柄数は224、対して値下がり銘柄数は1914、変わらずは44銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は、主力株をはじめ幅広くリスク回避の売りが広がり日経平均は続急落となった。前日の米国株市場では原油市況の急伸などを背景にインフレ懸念が改めて意識されハイテク株など中心に売りがかさんでおり、東京市場もこの流れを引き継いだ。日経平均は先物主導で下落幅が広がり、一時900円を超える下げをみせる場面もあった。中国の不動産大手・恒大集団の過剰債務問題や米国の債務上限問題などが先行き不透明感となっている。AIアルゴリズムによる機械的な売りも影響しているとみられる。値下がり銘柄数は1900を超えた。

個別では、レーザーテック<6920>、東京エレクトロン<8035>が売られ、ソフトバンクグループ<9984>も下落した。ファーストリテイリング<9983>の下げが際立っている。村田製作所<6981>が下値を探り、ベイカレント・コンサルティング<6532>も安い。国際紙パルプ商事<9274>も大きく利食われた。Zホールディングス<4689>も大幅安。半面、INPEX<1605>が上昇、アサヒグループホールディングス<2502>も買いが優勢だった。ニトリホールディングス<9843>が堅調。アジュバンホールディングス<4929>が値を飛ばし、リソー教育<4714>が商いを伴い大きく水準を切り上げた。

出所:MINKABU PRESS

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