アジア株 豪州株は2週間ぶり安値つける、不動産株が大幅安、債券市場で金利が急上昇
アジア株 豪州株は2週間ぶり安値つける、不動産株が大幅安、債券市場で金利が急上昇
東京時間14:00現在
香港ハンセン指数 25426.38(-129.35 -0.51%)
中国上海総合指数 3523.94(+5.52 +0.16%)
台湾加権指数 17001.93(-39.70 -0.23%)
韓国総合株価指数 2982.74(-26.81 -0.89%)
豪ASX200指数 7339.80(-90.58 -1.22%)
インドSENSEX30種 59918.99(-65.71 -0.11%)
アジア株は上海を除いて下落。ナスダック先物の下げや鉄鉱石や石炭などの商品価格の下げが嫌気されているもよう。
上海株は小幅反発。前日に大幅下落したことから、値ごろ感による買い戻しが優勢。ただ、中国国内でのコロナ感染再拡大に伴う景気減速懸念や、米中関係悪化を警戒する動きは続いており、積極的に買い進める動きは見られない。
インド株は大幅続落して始まり、約3週間ぶり安値をつけたあとは買い戻しも見られ、下げ幅を縮めている。金融や自動車、IT関連など幅広い銘柄が下落している。モルガンスタンレーやUBS、野村證券など外国の証券会社が相次いでインド株の投資判断を引き下げたことが懸念されているもよう。
豪州株は下げ幅を拡大、2週間ぶり安値をつけている。豪債券市場で金利が急上昇していることが懸念されており、不動産や金融株が大幅安となっている。豪中銀が3年債利回り目標防衛のための債券購入計画を公表しなかったことを受け、債券市場で金利が急上昇。豪3年債利回りは一時1.28%台にまで上昇、2019年5月以来の高水準を記録。5年債利回りは1.62%台にまで上昇。10年債利回りは2.1%台、昨年3月以来の高水準をつけている。