阪急阪神が上期営業黒字に転換、通期売上高見通しは下方修正
阪急阪神ホールディングス<9042>が取引終了後、22年3月期第2四半期(4~9月)連結営業利益が101億400万円(前年同期は147億2300万円の赤字)となり、通期計画300億円に対する進捗率は33.7%だったと発表した。なお、「収益認識に関する会計基準」への変更のため、前期との比較はない。
あわせて、22年3月期連結売上高の見通しを7700億円から7400億円へ下方修正する一方で、営業利益と純利益については会社計画を据え置くと発表した。当初計画比で旅行事業、不動産事業、都市交通事業などが下回ることにより減収を見込むものの、国際輸送事業、エンターテインメント事業が増収増益となる見込み。さらに、ホテル事業の損益改善を見込むことにより、利益は当初の会社計画並みを確保できる見通しとしている。