東京株式(前引け)=続落、買い手掛かり難でアジア株安なども重荷

市況
2021年11月10日 11時48分

10日前引けの日経平均株価は前営業日比88円46銭安の2万9197円00銭と続落。前場の東証1部の売買高概算は5億9222万株、売買代金概算は1兆2841億円。値上がり銘柄数は977、値下がり銘柄数は1068、変わらずは126銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は朝方から売りが優勢の地合いで日経平均は続落となった。前日の米国株市場ではNYダウなど主要株指数が上昇一服となり、東京市場も買い手掛かり材料を欠いている。アジア株が総じて軟調に推移していることや、外国為替市場でドル安・円高に振れていることも輸出セクター中心に向かい風となっているようだ。ただ、前日まで日経平均は3日続落していることもあり、下値では値ごろ感からの押し目買いも入り下げ幅は限定的となっている。決算発表を絡め好業績銘柄が買われる形で全体相場を支えている。

個別では断トツの売買代金をこなすソフトバンクグループ<9984>が反落したほか、レーザーテック<6920>、東京エレクトロン<8035>など半導体製造装置関連も売られた。キーエンス<6861>が軟調、ベイカレント・コンサルティング<6532>も値を下げた。東邦亜鉛<5707>はストップ安。半面、日産自動車<7201>が出来高を伴い高く、ネクソン<3659>も活況高。日本郵船<9101>など海運株もしっかり。エー・アンド・デイ<7745>、デジタルハーツホールディングス<3676>はストップ高に買われた。

出所:MINKABU PRESS

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