アルフレッサが4日続落、東京医科歯科大学との共同研究発表も反応薄
アルフレッサ ホールディングス<2784>が4日続落。同社は17日取引終了後、子会社であるアルフレッサが東京医科歯科大学と、個別化医療支援プラットフォーム「NOVUMN(ノヴァム)」の医療機関における利便性向上と業務効率化を目的とした共同研究を行っていることを発表したが、マーケットの反応は薄いようだ。
アルフレッサはPHC(東京都港区)及び富士通Japan(東京都港区)と「NOVUMN」を共同開発し、医療機関に対する商用サービスの提供を行っている。共同研究では、東京医科歯科大学病院の富士通Japan製電子カルテシステムと「NOVUMN」のデータ連携を進め、投与スケジュール入力の自動化や患者の投与スケジュール(投与日、投与量など)の変更の自動取り込みや、レジメン情報として院内投与の注射薬と院外処方の内服薬の情報の紐づけ表記など、機能拡充を目指す。第1期の研究期間は22年3月31日までとしている。