日本テレホンが大幅反落、スマホ在庫不足の影響受け22年4月期業績予想を下方修正
日本テレホン<9425>が大幅反落している。14日の取引終了後、22年4月期の単独業績予想について、売上高を63億2000万円から57億2000万円(前期比0.4%増)へ、営業利益を9000万円から300万円(同96.4%減)へ、最終損益を7000万円の黒字から500万円の赤字(前期6500万円の黒字)へ下方修正したことが嫌気されている。
世界的な半導体不足によりスマートフォンの供給が不足したことで、リユース関連事業、移動体通信関連事業の両事業ともに在庫不足の影響を受けたことに加えて、移動体通信関連事業で、キャリアからの手数料収入が減少したことなどが要因としている。
なお、同時に発表した第2四半期累計(5~10月)決算は、売上高17億9100万円(前年同期比20.8%減)、営業損益1億円の赤字(前年同期800万円の黒字)、最終損益1億600万円の赤字(同400万円の黒字)となり、従来予想の営業利益1500万円から下振れて着地した。