東京株式(前引け)=266円安、半導体関連株など下落

市況
2021年12月17日 11時46分

17日前引けの日経平均株価は前日比266円72銭安の2万8799円60銭。前場の東証1部の売買高概算は5億1677万株、売買代金は1兆2312億円。値上がり銘柄数は624、値下がり銘柄数は1425、変わらずは134銘柄だった。

日経平均株価は反落。前日の米株式市場では、15日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で決定されたテーパリング(量的緩和縮小)の加速による影響が警戒され、ハイテク株が売られナスダック指数は大幅安となった。これを受け、この日の東京市場も売りが膨らむ展開となり、日経平均株価は2万9000円を割り込んだ。半導体関連株が下落したほか、空運、陸運株などが軟調だった。半面、非鉄や海運株が堅調だった。

個別銘柄では、レーザーテック<6920>や東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>が安く、三井ハイテック<6966>やルネサスエレクトロニクス<6723>が値を下げた。ソフトバンクグループ<9984>やソニーグループ<6758>が軟調。半面、商船三井<9104>や川崎汽船<9107>が高く、自社株買いを発表した三井物産<8031>が買われ、INPEX<1605>が年初来高値を更新した。

出所:MINKABU PRESS

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