明日注目すべき【好決算】銘柄 オリックス、クリヤマHD、竹本容器 (17日大引け後 発表分)

注目
2021年12月19日 11時00分

17日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

オリックス <8591>   ★今期最終を24%上方修正

◆22年3月期の連結最終利益を従来予想の2500億円→3100億円に24.0%上方修正。増益率が29.9%増→61.1%増に拡大する見通しとなった。子会社弥生の全株式を米投資ファンドKKRに売却することに伴い、売却益1632億円を計上する。売却益が想定より膨らむことが上振れの要因。

ラサ商事 <3023>   ★今期期末配当を8円増額修正、自社株消却も発表

◆22年3月期の期末配当を従来計画の21円→29円(前年同期は19円)に増額修正した。年間配当は50円(前期は38円)になる。これまで株主優待として「緑の地球防衛基金」「世界の子どもにワクチンを日本委員会」に寄付してきたが、配当金によって直接的な利益還元を行うことが適切と判断し、株主還元を増やす。株主優待制度は廃止する。

併せて、発行済み株式数の7.17%にあたる92万6162株を22年1月14日付で消却すると発表。

クリヤマHD <3355> [東証2]  ★今期配当を4円増額修正

◆21年12月期の期末一括配当を従来計画の21円→25円(前期は21円)に増額修正した。好調な業績を踏まえ、株主への利益還元を増やす。権利付き最終日の28日を目前に控え、配当取りを狙う買いなどが期待される。

竹本容器 <4248>   ★今期期末配当を3円増額修正

◆21年12月期の期末配当を従来計画の14.5円→17.5円(前年同期は9.5円)に増額修正した。年間配当は32円(前期は19円)になる。今期から目標配当性向を30%以上(従来は20%以上)に引き上げたことに加え、純資産配当率(DOE)4.0%をメドとすることに配当方針を変更したことが要因。

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