「2021年のIPO」が4位にランク、12月は超ラッシュ状態で公開価格割れ相次ぐ<注目テーマ>
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みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「2021年のIPO」が4位となっている。
2021年の新規上場企業数は、年間で120社を超え15年ぶりの高水準となった。特に、12月は32社が上場する超ラッシュ状態となり、24日には1日に7社ものIPOがあった。ただ、市場からは「IPOが集中しすぎ」(アナリスト)との声も出るなか、需給悪化を背景に初値が公開価格を下回る企業も10社を超すなど相次いだ。特に、資金吸収金額の大きなIPO企業の上値は重く、東証1部へ直接上場したネットプロテクションズホールディングス<7383>や東証マザーズ上場のFinatextホールディングス<4419>やエクサウィザーズ<4259>、リニューアブル・ジャパン<9522>といった銘柄は軒並み公開価格割れとなった。一方、資金吸収額が小さかったHYUGA PRIMARY CARE<7133>やエフ・コード<9211>、ラバブルマーケティンググループ<9254>などは値を飛ばした。銘柄ごとの強弱観も対立するなか、新年にかけては12月上場の直近IPO銘柄をセカンダリー(流通)市場で売買する動きが活発化することが予想されている。