東京株式(前引け)=反発、米株高好感も買い一巡後は上げ幅縮小

市況
2021年12月28日 11時47分

28日前引けの日経平均株価は前営業日比276円30銭高の2万8952円76銭と反発。前場の東証1部の売買高概算は4億5799万株、売買代金概算は1兆754億円。値上がり銘柄数は1555、対して値下がり銘柄数は527、変わらずは101銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は、前日の米国株市場が大きく買い優勢の展開になったことを受けてリスク選好ムードが強まり、日経平均は反発となった。半導体主力株が買われたほか、機械株なども上昇し全体相場を押し上げる形となった。ただ、先物を絡めた買いが一巡すると目先筋の売りに上値が重くなった。日経平均は一時400円を超える上昇で2万9100円台まで上値を伸ばす場面があったが、その後上げ幅を縮小しフシ目の2万9000円台を割り込んだ水準で前引けを迎えている。値上がり銘柄数は全体の約70%を占め、売買代金は1兆円を上回った。

個別では、売買代金トップのレーザーテック<6920>と売買代金2位の東京エレクトロン<8035>がいずれも大きく上値を伸ばし上場来高値を更新したほか、ソニーグループ<6758>もしっかり。日立製作所<6501>、NTT<9432>なども堅調。井筒屋<8260>が大幅高で値上がり率トップとなり、アカツキ<3932>も値を飛ばした。半面、アウトソーシング<2427>が一時ストップ安に売り込まれる急落となったほか、タムラ製作所<6768>も利食われ反落となった。エーザイ<4523>も値を下げている。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.