東京株式(大引け)=364円安と大幅続落、一時2万8000円を割り込む

市況
2022年1月14日 15時42分

14日の東京株式市場で日経平均株価は大幅続落。ハイテク株などに売りが膨らみ、一時2万8000円を割り込む場面があった。

大引けの日経平均株価は前日比364円85銭安の2万8124円28銭。東証1部の売買高概算は14億815万株。売買代金概算は3兆4410億円となった。値上がり銘柄数は503と全体の約23%、値下がり銘柄数は1599、変わらずは83銘柄だった。

前日のニューヨーク市場で、米金融引き締めに対する警戒感からNYダウやナスダック指数が下落したことを受け、東京市場も朝方から売りに押される展開となった。日経平均株価は前場には一時ほぼ600円の下落となり昨年12月20日以来の2万8000円割れへ売り込まれた。為替の円高が進行するなか、ハイテク株などへの売りが膨らんだ。ただ、日銀のETF買いへの思惑も浮上するなか、後場に入り下値に買いが流入しやや下げ幅が縮小した。東証マザーズ指数は前日比3%超の下落で昨年来安値を更新した。

個別銘柄では、レーザーテック<6920>や東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>が安く、ソニーグループ<6758>や任天堂<7974>、村田製作所<6981>が値を下げた。ソフトバンクグループ<9984>やトヨタ自動車<7203>、リクルートホールディングス<6098>が軟調だった。親会社の日立製作所<6501>による保有株売却報道で日立建機<6305>が急落した。

半面、ファーストリテイリング<9983>や川崎汽船<9107>、商船三井<9104>といった海運株が高く、日本製鉄<5401>やセブン&アイ・ホールディングス<3382>、KDDI<9433>が値を上げた。アウトソーシング<2427>やアスタリスク<6522>が買われた。

出所:MINKABU PRESS

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