プロネクサス---3Qも増収増益、上場会社IR関連等が前年同期比10%を超える増収に

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2022年2月1日 18時45分

プロネクサス<7893>は1月31日、2022年3月期第3四半期(21年4月-12月)連結決算(IFRS)を発表した。売上収益が前年同期比5.3%増の207.37億円、営業利益が同9.1%増の29.52億円、税引前四半期利益が同5.1%増の30.55億円、親会社の所有者に帰属する四半期利益が同3.8%増の20.90億円となった。

上場会社ディスクロージャー関連の売上収益は前年同期比3.0%増の90.47億円となった。主力製品の株主総会招集通知のカラー化・情報拡充に加え、個人株主数の増加により受注単価が上昇した。また開示書類作成アウトソーシングサービスの増収が寄与したほか、国内証券市場の回復に伴い、IPO関連製品の受注も拡大した。

上場会社IR関連等の売上収益は前年同期比10.6%増の57.29億円となった。改訂コーポレートガバナンス・コードへの対応を背景として、英文翻訳サービスの受注が増加するとともに、前年同期はコロナ禍により規模を縮小していた株主総会のビジュアル化サービスや、バーチャル株主総会支援サービスの受注が増加した。

金融商品ディスクロージャー関連の売上収益は前年同期比4.8%増の51.57億円となった。J-REIT市場の回復に伴うファイナンス・IPOの増加や、外国債券の発行が前年同期に比べて改善したことで、関連製品の受注が増加した。また投資信託の各種販促ツールの受注拡大等もあった。

データベース関連の売上収益は前年同期比1.6%減の8.04億円となった。既存顧客との契約更改に際し、一部解約や単価ダウンがあった。

2022年3月期通期の連結業績予想については、売上収益が前期比2.0%増の255.00億円、営業利益が同3.3%増の22.00億円、税引前利益が同12.1%減の22.00億円、親会社の所有者に帰属する当期利益が同10.1%減の15.20億円とする期初計画を据え置いている。

《EY》

提供:フィスコ

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