東京株式(前引け)=続落、リスク回避も売り一巡後は下げ渋る

市況
2022年2月21日 11時46分

21日前引けの日経平均株価は前営業日比196円06銭安の2万6926円01銭と続落。前場の東証1部の売買高概算は5億2590万株、売買代金概算は1兆3313億円。値上がり銘柄数は533、対して値下がり銘柄数は1549、変わらずは99銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は主力株をはじめ幅広く売り優勢の展開となり、日経平均株価はフシ目の2万7000円台を前引け時点で割り込んでいる。ウクライナ情勢の緊迫化を背景に前週末の米国株市場ではNYダウ、ナスダック総合株価指数ともに下値を探る展開となったことで、東京市場でもこのリスク回避の動きが波及した。銀行や保険などの金融株や鉄鋼株、小売りセクターなどの一角が頑強な値動きをみせており、日経平均は朝方に大きく下押した後は下げ渋る流れとなっている。ただ、値下がり銘柄数は1500を上回り全体の7割強を占めた。

個別では売買代金トップのレーザーテック<6920>や東京エレクトロン<8035>が安く、日本郵船<9101>、商船三井<9104>なども値を下げた。キーエンス<6861>が軟調、任天堂<7974>、日立製作所<6501>なども売りに押された。明治電機工業<3388>が急落、シャープ<6753>も大幅安。半面、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>が買い優勢、ファーストリテイリング<9983>、ベイカレント・コンサルティング<6532>なども上昇した。ファイズホールディングス<9325>が大幅高、ファンコミュニケーションズ<2461>も物色人気。ミタチ産業<3321>も買われた。

出所:MINKABU PRESS

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