マザーズ指数は上げ足加速し25日線ブレーク、底入れムード強まる
東証マザーズ市場が大きく戻り足に転じている。マザーズ指数は昨年12月以来3カ月にわたって上値抵抗ラインとなっていた25日移動平均線をブレークし、700台後半まで一気に水準を切り上げてきた。年初からの大幅な調整で信用評価損益率の悪化が顕著となるなか、個人投資家は買い越し基調を堅持していたが2月に入ってからは追い証絡みの売りも観測されていた。しかし、投げ売りが加速することなくマザーズ市場は底を入れた形となっている。きょうはマザーズ時価総額トップのメルカリ<4385>が大きく買われているほか、ビジョナル<4194>やフリー<4478>、Appier Group<4180>、サンバイオ<4592>など時価総額上位の銘柄が大きく買われ全体指数を押し上げている。