トミタ電機はウリ気配スタート、23年1月期は5%最終減益の見通し
トミタ電機<6898>はウリ気配スタート。同社は14日取引終了後、23年1月期連結業績予想について、売上高18億7900万円(前期比2.8%増)、営業利益1億3200万円(同3.5%増)、純利益1億100万円(同5.3%減)と開示したが、最終減益見通しが嫌気されているようだ。22年1月期連結営業利益は1億2800万円(前の期は1億2900万円の赤字)だった。
前期はフェライトコア販売について、中国市場で5G通信関連やEV関連向け需要が急増し、国内市場でも産業機器関連が堅調だった。コイル・トランス販売についても、産業機器関連や半導体製造装置関連が好調に推移した。今期は中国市場の情報通信機器や産業機器向けフェライトコアの市場拡大などを見込むとした。