ステラケミが急反発、22年3月期業績及び配当予想を上方修正
ステラ ケミファ<4109>が急反発している。14日の取引終了後、22年3月期の連結業績予想について、売上高を330億円から368億円(前期比11.9%増)へ、営業利益を40億円から44億円(同7.8%増)へ、純利益を30億円から50億円(同69.0%増)へ上方修正し、26円を予定していた期末配当予想を36円へ引き上げたことが好感されている。
高純度薬品事業、運輸事業ともに好調に推移していることに加えて、持ち分法適用関連会社である衢州北斗星化学新材料のリチウムイオン二次電池用電解質が、中国国内の需要増加を背景に販売価格が大幅に上昇し、持ち分法による投資利益が想定を大きく上回ることが要因としている。なお、年間配当は60円(前期47円)となる予定だ。