10万円以下で買える、大幅増益&低PBR 25社【東証1部】編 <割安株特集>
少額資金で投資できる銘柄に対する個人投資家の関心は高い。ネット証券では顧客開拓のため、約定金額が低い取引の手数料を重点的に引き下げる傾向にあり、投資家は手数料を気にせずに売買が可能となっている。最低投資金額(株価×売買単位)が低位の銘柄は、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入できるほか、買い付けや売却の時期を分散できるなどのメリットがある。ただ、業績低迷が続いている企業も数多くあることには留意したい。
東証1部上場企業では705社が最低投資金額10万円以下で購入できる。今回は今期の経常利益が前期比50%以上の大幅増益を見込み、割安を見分ける基準となるPBR(株価純資産倍率)が1倍以下の銘柄に注目してみた。
下表は東証1部上場銘柄(銀行を除く)を対象に、(1)最低投資金額が10万円以下、(2)時価総額200億以上、(3)今期経常利益が前期比50%以上増益、(4)PBRが0.8倍以下――を条件に投資妙味が高まる25社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、PBRは18日現在)
なお、3月20日(日)19時30分に「10万円以下で買える、大幅増益&低PBR【2部・新興】編」を配信する予定す。ご期待下さい。
最低投資 ┌ 経常利益┐
コード 銘柄 金額 増益率 今期 PBR
<3315> 日本コークス 15400 70.5 11000 0.79
<7246> プレス工 37700 133 11700 0.44
<6742> 京三 43100 128 3800 0.65
<5408> 中山鋼 44600 163 7000 0.28
<5020> ENEOS 45830 94.9 450000 0.56
<6480> トムソン 51700 2700 6300 0.58
<7245> 大同メ 58600 455 4850 0.47
<5976> ネツレン 59100 151 3700 0.41
<5406> 神戸鋼 59900 407 82000 0.30
<6470> 大豊工業 69500 154 2000 0.31
<7537> 丸文 71200 13536 4500 0.44
<3865> 北越コーポ 71500 156 25000 0.55
<6471> 日精工 71600 409 30000 0.62
<7205> 日野自 72100 316 51000 0.74
<7283> 愛三工 72100 90.5 9500 0.50
<9405> 朝日放送HD 73600 81.3 5500 0.46
<3151> バイタルKS 80000 506 4200 0.42
<4410> ハリマ化成G 81500 220 3500 0.56
<7261> マツダ 84900 180 79000 0.44
<6376> 日機装 85000 750 33600 0.66
<5991> ニッパツ 85700 85.8 27000 0.66
<4548> 生化学 91200 53.8 4650 0.76
<6473> ジェイテクト 92000 151 38500 0.54
<8141> 新光商 94400 118 3400 0.70
<4550> 日水薬 98700 60.0 1530 0.68
※単位は最低投資金額が円、増益率が%、経常利益が百万円、PBRが倍。
※通期予想が最終赤字、今期無配の銘柄は除いた。
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株探ニュース