「輸出」が9位にランク、123円台への急激な円安で注目<注目テーマ>
★人気テーマ・ベスト10
1 円安メリット
2 メタバース
4 半導体
6 防衛
7 インド関連
8 蓄電池
9 輸出
10 旅行
みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「輸出」が9位となっている。
円安進行が止まらない。ドル円相場は、午前11時時点で一時1ドル=123円10銭近辺と2015年12月以来、6年3カ月ぶりの円安水準をつけた。米国では年後半に向け大幅な利上げが行われる見通しだが、日本はマイナス金利政策の継続が見込まれ、日米金利差の拡大が予想されることが円安進行となって表れている。こうしたなか、同年6月に記録した125円85銭更新も視野に入ったとの見方がある。
円安は輸出株にはプラス要因が大きい。例えば、トヨタ自動車<7203>は22年3月期の想定為替レートを1ドル=111円としており、円安は今期業績の拡大要因に働く。輸出関連株では、日産自動車<7201>やホンダ<7267>など自動車関連やTDK<6762>やアルプスアルパイン<6770>など電子部品関連、東京エレクトロン<8035>やアドバンテスト<6857>など半導体製造装置関連、それに任天堂<7974>やオリンパス<7733>などに注目したい。