マザーズ指数は3日ぶり大幅反発、グロース株高で主力IT株中心に堅調/マザーズ市況

市況
2022年3月29日 16時22分

本日のマザーズ市場では、米ハイテク株高の流れを引き継いで買いが先行した。前日の米国市場では長期金利の上昇一服が好感され、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は反発。これを受け、前日に米金利上昇を嫌気した売りが出たマザーズでも安心感が広がった。株式市場全体としてグロース(成長)株が買われ、マザーズでは主力IT株などが堅調だった。ただ、米金融政策を巡る警戒感も根強いとみられ、後場に入るとやや伸び悩む場面があった。なお、マザーズ指数は3日ぶり大幅反発、終値では3%を超える上昇となった。売買代金は概算で1420.60億円。騰落数は、値上がり316銘柄、値下がり90銘柄、変わらず19銘柄となった。

個別では、時価総額上位のメルカリ<4385>やフリー<4478>が堅調。ロボアドバイザーの預かり資産が6500億円を突破したウェルスナビ<7342>は15%の上昇となった。売買代金トップのエッジテクノロジ<4268>と2位のグローバルW<3936>は揃ってストップ高。業績上方修正のキッズスマイル<7084>や新サービス開始のJフロンティア<2934>もストップ高を付けた。また、JTOWER<4485>は大規模な通信鉄塔取得を好感した買いが続き、連日で買い気配のままストップ高比例配分となった。一方、直近急騰したCCT<4371>や直近上場のメンタルヘルスT<9218>は売りがかさみ、下落率上位に顔を出した。

《HK》

提供:フィスコ

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