ドトル日レスが年初来安値、新型コロナの影響長期化で22年2月期業績は計画下振れ
ドトール・日レスホールディングス<3087>は4日続落し年初来安値を更新。前週末8日の取引終了後、集計中の22年2月期連結業績について、売上高を1221億8000万円から1093億6300万円(前の期比13.8%増)へ、営業損益を30億4600万円の黒字から17億8300万円の赤字(前の期43億1900万円の赤字)へ、純利益を43億7400万円から12億2100万円(同109億7900万円の赤字)へ下方修正しており、これが嫌気されている。
新型コロナウイルスの感染拡大によるまん延防止等重点措置などが断続的に発出され、時間短縮などの営業規制や消費マインド低下の影響を受けた。また、収益性の低下が見込まれる店舗に係る減損損失を特別損失として計上することも最終利益を押し下げる。なお、あわせて24円を予定していた年間配当を26円(前の期24円)にすると発表した。