三菱重が6連騰で新高値、国内有力証券は新規「B+」でカバレッジ開始
三菱重工業<7011>が6日続伸で新高値。岩井コスモ証券は13日、同社株の投資判断を新規「B+」でカバレッジを開始した。目標株価は4600円とした。同社は日本最大の重工業メーカーで原子力発電や防衛関連も手掛ける。22年3月期の事業利益は前の期比2.9倍の1600億円の見通し。国産旅客機MRJ(三菱リージョナルジェット、現MSJ)関連の損失がなくなったほか、コロナ禍からの回復で大幅増益が予想されている。23年3月期の同利益は1900億円への増益を予想。同社はガスタービン市場で高い世界シェアを持つほか、原発プラントも手掛けており、世界で脱ロシアの動きが加速するなか、エネルギー関連の需要拡大が成長を牽引するとみている。