中村超硬が大幅反発、製造コスト低減の徹底で２２年３月期業績は計画上振れ
中村超硬<6166>が大幅高で５日ぶりに反発している。２５日の取引終了後、集計中の２２年３月期連結業績について、営業利益が２億円から３億１１００万円（前の期比８６．２％増）へ、最終損益が３億５０００万円の赤字から２億５７００万円の赤字（前の期７００万円の黒字）へ上振れて着地したようだと発表しており、これが好感されている。
売上高が４１億円から４０億３８００万円（前の期比６．１％増）へ下振れたものの、化学繊維用紡糸ノズル事業で製造現場における製造コストの低減及び経費削減などを徹底したことや、不織布製造装置案件で大きなトラブルなく検収されたことなどが利益を押し上げた。