日本取引所が後場マイナス圏に沈む、今期減収減益見通しで減配も
日本取引所グループ<8697>が後場に入りマイナス圏に沈む。きょう正午ごろ、23年3月期業績予想を発表。営業収益を前期比2.2%減の1325億円、営業利益を同10.9%減の655億円と減収減益の見通しを示しており、これが嫌気されているようだ。
配当予想も前期比20円減の52円(中間・期末それぞれ26円)と減配を見込む。同時に発表した22年3月期決算は、営業収益が前の期比1.6%増の1354億3200万円、営業利益が同1.5%減の734億7300万円だった。株券の取引が増加したことが寄与し営業収益は小幅に増加したものの、各種システムの維持・運営費などの営業費用が増加し営業利益は小幅減となった。