「エネルギー」が11位、原油価格再び上昇加速で関連株に視線<注目テーマ>
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みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「エネルギー」が11位となっている。
ここにきて原油市況が再び上昇基調にあり、前日のニューヨークではWTI原油先物価格が終値ベースで3ドル71セント高の1バレル=114ドル20セントまで上昇、直近は4日続伸しており、この間に14ドル以上も水準を切り上げている。米国ではガソリン価格が過去最高値水準にあり、個人消費や企業業績に与える影響が懸念されている。
再生可能エネルギーや原子力発電などはクリーンエネルギーとして世界的に注目されているが、脱炭素という国際的テーマだけでなく、コスト上昇への対策として代替エネルギー獲得に向けた動きが加速しそうだ。
足もとでは原油市況上昇が収益メリットとなるINPEX<1605>や石油資源開発<1662>などに投資マネーが流れ込んでいるが、いずれはメガソーラー関連のウエストホールディングス<1407>やレノバ<9519>、複数のバイオマス発電設備を有するイーレックス<9517>、省エネ支援を手掛けるエフオン<9514>やENECHANGE<4169>、更に原発再稼働の思惑で東京電力ホールディングス<9501>をはじめ中部電力<9502>、関西電力<9503>といった電力株にも改めてマーケットの視線が向かう可能性がある。