伊藤智洋が読むマーケット・シナリオ【週間展望】 5月22日版
日経平均株価の週明け後の下げは本年の弱さを明確にする
1. 日経平均株価は弱気なら23日以降、勢いの強い下げの流れへ入る公算
前回の記事では、本年の日経平均株価の5月は、はっきりとした下げの流れを作り、月足が陰線引けする展開になる可能性があると書きました。
日経平均株価は5月12日以降、反発調となっていますが、5月が全体ではっきりとした下げの流れを作る展開になるなら、5月12日以降の上げは3月25日以降の下降途中の一時的な反発という見方になります。
弱気の展開になる場合、5月12日以降の反発は、4月12日~21日までの上げ幅(1276円幅)と同程度の値幅で上値を抑えられた5月18日の高値2万7053円(1365円幅の上げ)が戻り高値となると考えられます。
この地点は、5月6日の高値2万7072円を前に、上値を抑えられた地点となっていて、4月中旬以降のジグザグが徐々に上値、下値を切り下げる格好になる場所の限界点でもあります。
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