国際紙パルプが大幅高、株価指標超割安で水準訂正狙いの買い継続
国際紙パルプ商事<9274>が大幅高、5月中旬にマドを開けて上放れて以降、5日移動平均線を絡め、ほぼ一本調子の上昇トレンドを形成、前日に目先筋の利食い急ぎの動きで大幅反落したものの、きょうはすかさず下値を拾われ体勢を立て直している。紙専門商社でM&A戦略を駆使して海外展開を加速。23年3月期は営業利益段階で前期比28%増の120億円予想と急拡大を見込むなか、PER4倍台、PBR0.6倍台と指標面で超割安圏にあり、水準訂正余地が意識されている。25年3月期に営業利益145億円の中期計画を掲げており、今期以降成長が続くことへの期待も買いを後押ししている。