ソフトバンクＧは頑強、ナスダック上昇好感しアントＧ上場に向けた動きも思惑材料に
ソフトバンクグループ<9984>が頑強な値動きで３日続伸。前日は日経平均株価急伸に伴う裁定買いの後押しもあってフシ目の５０００円大台を回復したが、きょうは更に上値を指向する展開。米国ではハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数の戻りが顕著となっており、米ハイテク株への投資に注力する同社株にとっては追い風となっている。また、同社が出資する中国電子商取引最大手のアリババ集団<BABA>の傘下企業であるアント・グループの上場に向けた動きが取り沙汰されるなか、前週末に中国人民銀行が、アントＧが提出した金融持ち株会社の設立申請を受理したことが伝わっており、これもソフトバンクＧの株価にポジティブ材料となっている。