本日注目すべき【好決算】銘柄 サツドラHD、ブレクスルー、岡野バ (22日大引け後 発表分)
22日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。
サツドラHD <3544> [東証P] ★今期経常は51%増で3期ぶり最高益へ
◆22年5月期の連結経常利益は前の期比30.6%増の7.9億円に伸びて着地。続く23年5月期も前期比51.3%増の12億円に拡大し、3期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。今期は新たに8店舗を出店するほか、既存店17店舗に生鮮食品を導入する計画。また、インバウンド需要の回復を背景に7店舗の再開を予定し、10.2%の増収を見込む。
併せて、今期の年間配当は前期比0.66円増の10円に増配する方針とした。
ブレクスルー <2464> [東証P] ★非開示だった今期最終は4倍で7期ぶり最高益更新へ
◆未定としていた23年3月期の業績予想は連結最終利益が前期比4.0倍の8.7億円に拡大し、7期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。法人向け人材育成事業と英語教育事業の売上成長を計画するほか、ビジネス・ブレークスルー大学の収益回復を見込む。また、固定資産譲渡益約10億円を計上することも最終利益を大きく押し上げる。
併せて、25年3月期に営業利益10.5億円(22年3月期実績は4.7億円)を目指す中期経営計画を発表。
岡野バ <6492> [東証S] ★上期経常を一転22%増益に上方修正
◆22年11月期上期(21年12月-22年5月)の連結経常利益を従来予想の3900万円→2億0500万円に5.3倍上方修正。従来の76.8%減益予想から一転して22.0%増益見通しとなった。原子力発電所向け弁・部品・機器類の販売や柏崎刈羽原子力発電所の消火設備設置工事、女川原子力発電所の点検工事が堅調に推移したほか、一部の案件で工事進行基準による売り上げを計上したことが要因。採算管理による原価低減なども上振れに貢献した。
株探ニュース