ウエストHDは荒い値動き、通期下方修正で急落も再度プラス圏に切り返す
ウエストホールディングス<1407>は荒い値動き。朝方高く始まったものの、午前10時ごろの通期下方修正の発表を受けて一時7%超安と急落。ただ、下値での押し目買い意欲は強いようで、その後は再度プラス圏に切り返す展開となっている。
22年8月期業績予想の下方修正では、売上高を912億5000万円から665億円(前期比2.1%減)、営業利益を116億7200万円から80億円(同21.1%減)に引き下げ、一転減収減益となる見通しを示した。撤退を予定している電力小売り事業において、撤退に伴う特別損失の計上や電力価格の高止まりによる影響によって更なる業績悪化が見込まれることが主な要因。同事業の撤退は6月末に完了する見通しだ。