カネカが小幅続伸、国内大手証券は新規「2」でカバレッジ開始

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2022年7月28日 12時58分

カネカ<4118>が小幅続伸。大和証券は26日、同社株のレーティングを新規「2(アウトパフォーム)」でカバレッジを開始した。目標株価は4400円に設定した。同社は塩化ビニル樹脂(PVC)や樹脂添加剤、電子機器用部材など幅広い事業を手掛けるファインケミカルメーカー。PVCなど樹脂の耐熱性を高める添加剤であるモディファイヤー(MOD)やシーリング材原料の変成シリコーン(MS)、フレキシブルプリント基板材料であるポリイミドフィルムでは世界的高シェアを誇る。また、バイオ医薬品CDMO事業の育成や生分解性ポリマー「Green Planet」の立ち上げに注力している。同証券では23年3月期の連結営業利益を470億円(会社計画480億円)、25年3月期は600億円と予想。MODやMSなどの世界的高シェア事業に加え、Green Planetやバイオ医薬品CDMO事業といったバイオ関連事業が今後の成長を牽引するとみている。

出所:MINKABU PRESS

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