話題株ピックアップ【夕刊】(2):エスエムエス、FPG、住友ファーマ

注目
2022年8月1日 15時16分

■エス・エム・エス <2175>  3,480円  +305 円 (+9.6%)  本日終値

29日に決算を発表。「4-6月期(1Q)経常は22%増益で着地」が好感された。

エス・エム・エス <2175> [東証P] が7月29日大引け後(15:00)に決算を発表。23年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比21.9%増の40.4億円に伸び、通期計画の84.9億円に対する進捗率は47.6%に達し、5年平均の40.0%も上回った。

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■クイック <4318>  1,664円  +139 円 (+9.1%)  本日終値

29日に決算を発表。「4-6月期(1Q)経常は34%増益・上期計画を超過」が好感された。

クイック <4318> [東証P] が7月29日大引け後(15:00)に決算を発表。23年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比34.2%増の33.3億円に拡大し、4-9月期(上期)計画の31.3億円に対する進捗率が106.7%とすでに上回り、さらに5年平均の88.6%も超えた。

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■FPG <7148>  1,127円  +93 円 (+9.0%)  本日終値

29日に決算を発表。「10-6月期(3Q累計)経常が95%増益で着地・4-6月期も90%増益」が好感された。

FPG <7148> [東証P] が7月29日大引け後(16:30)に決算を発表。22年9月期第3四半期累計(21年10月-22年6月)の連結経常利益は前年同期比95.3%増の106億円に拡大し、通期計画の115億円に対する進捗率は92.2%に達したものの、5年平均の97.8%を下回った。

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■旭有機材 <4216>  2,278円  +187 円 (+8.9%)  本日終値

旭有機材<4216>は急反発し年初来高値を更新。7月29日の取引終了後、23年3月期の連結業績予想について、売上高を700億円から715億円(前期比10.5%増)へ、営業利益を68億円から77億5000万円(同17.9%増)へ、純利益を49億円から57億円(同19.4%増)へ上方修正したことが好感された。第1四半期(4~6月)において、管材システム事業における海外売り上げが好調に推移したほか、国内外で半導体向け製品の販売が増加したことが要因としている。また、為替が円安傾向にあることもプラスに働く。同時に発表した第1四半期(4~6月)決算は、売上高167億6400万円(前年同期比22.7%増)、営業利益20億6800万円(同2.5倍)、純利益15億3600万円(同2.4倍)だった。

■日本ライフライン <7575>  1,070円  +81 円 (+8.2%)  本日終値

29日に決算を発表。「4-6月期(1Q)経常は11%増益で着地」が好感された。

日本ライフライン <7575> [東証P] が7月29日大引け後(15:10)に決算を発表。23年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比10.6%増の26.7億円に伸び、4-9月期(上期)計画の43.9億円に対する進捗率は60.9%に達し、5年平均の46.0%も上回った。

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■住友ファーマ <4506>  1,123円  +84 円 (+8.1%)  本日終値

29日に決算を発表。「4-6月期(1Q)最終は6.5倍増益・通期計画を超過」が好感された。

住友ファーマ <4506> [東証P] が7月29日大引け後(15:30)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。23年3月期第1四半期(4-6月)の連結最終利益は前年同期比6.5倍の311億円に急拡大し、通期計画の220億円に対する進捗率が141.4%とすでに上回り、さらに5年平均の27.0%も超えた。

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■東京都競馬 <9672>  4,440円  +330 円 (+8.0%)  本日終値

東京都競馬<9672>が大幅高となっている。同社は7月29日取引終了後、22年12月期第2四半期累計(1~6月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比12.0%増の69億9900万円となり、通期計画131億3100万円に対する進捗率は53.3%となった。売上高は同11.5%増の167億円で着地。SPAT4(地方競馬インターネット投票システム)の売り上げが好調だったほか、東京サマーランドのゴールデンウイーク営業を実施(前年はなし)したことなどが寄与した。なお、通期業績予想は従来計画を据え置いている。

■MonotaRO <3064>  2,537円  +172 円 (+7.3%)  本日終値

MonotaRO<3064>が急伸。7月29日の取引終了後に発表した第2四半期累計(1~6月)連結決算が、売上高1098億6300万円(前年同期比19.6%増)、営業利益131億3600万円(同10.4%増)、純利益93億1700万円(同11.7%増)となり、従来予想の営業利益(117億200万円)を上回り、減益予想から一転して増益で着地したことが好感された。事業者向けネット通販事業、購買管理システム事業(大企業連携)ともに注文単価、顧客数が増加し計画を上振れたことに加えて、円安によりロイヤルティー収入も上振れた。また、粗利率、販管費率が改善したことも寄与した。22年12月期通期業績予想は、売上高2260億7300万円(前期比19.2%増)、営業利益243億8000万円(同1.0%増)、純利益170億6700万円(同2.8%減)の従来見通しを据え置いている。

■TOTO <5332>  4,830円  +325 円 (+7.2%)  本日終値

29日に決算を発表。「4-6月期(1Q)経常は19%増益で着地」が好感された。

TOTO <5332> [東証P] が7月29日大引け後(15:00)に決算を発表。23年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比18.7%増の153億円に伸び、4-9月期(上期)計画の161億円に対する進捗率は95.4%に達し、5年平均の35.7%も上回った。

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■シミックHD <2309>  1,632円  +102 円 (+6.7%)  本日終値

シミックホールディングス<2309>が大幅高で4連騰。6月下旬以降は漸次上値指向を継続してきたが、足もとで一気に上げ足を加速させている。治験支援ビジネスで国内トップクラスの実績を持つが、新型コロナウイルスの治療薬及びワクチン関連業務やコールセンター事業などが好調で業績を押し上げている。同社は前週末7月29日取引終了後に22年9月期の業績予想の修正を発表、売上高は従来予想の970億円から1060億円(前期比24%増)に、営業利益は76億円から86億円(同75%増)に増額修正しており、営業利益は前期に達成した過去最高利益49億2000万円を大幅に更新する見通し。これを好感する買いを呼び込む格好となった。

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