東京株式(前引け)=続伸、リスク選好も値下がり銘柄数多い

市況
2022年8月15日 11時46分

15日前引けの日経平均株価は前営業日比283円92銭高の2万8830円90銭と続伸。前場のプライム市場の売買高概算は5億3303万株、売買代金概算は1兆4188億円。値上がり銘柄数は819、対して値下がり銘柄数は939、変わらずは77銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は前週末の米株高を受け、リスク選好の地合いが継続し日経平均株価は2万8000円台後半に浮上した。米国では相次ぐ経済指標を受けインフレ懸念が後退、FRBによる金融引き締めピッチが鈍るとの思惑が株価を押し上げており、日本株市場もこれに追随する動きにある。米株市場ではナスダック総合株価指数の上昇が目立っており、グロース株への買い戻しが東京市場でも目を引く展開となっている。ただ、目先利益確定の売り圧力も強く、値上がり銘柄数を値下がり数が上回る状況にある。

個別では売買代金トップとなったソフトバンクグループ<9984>が大幅高となったほか、レーザーテック<6920>、東京エレクトロン<8035>なども堅調。ファーストリテイリング<9983>も買いが優勢。任天堂<7974>も高い。ダブルスタンダード<3925>がストップ高に買われ、ギフティ<4449>、国際紙パルプ商事<9274>なども値幅制限いっぱいまで上値を伸ばした。半面、日本郵船<9101>、川崎汽船<9107>などが軟調、リクルートホールディングス<6098>も安い。三井松島ホールディングス<1518>の下げも目立つ。スノーピーク<7816>は一時ストップ安に売り込まれた。

出所:MINKABU PRESS

最終更新日:2022年08月15日 11時53分

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