中国工業がS高、伊藤忠などが年中無休の水素ステーション全国展開と報じられ思惑
中国工業<5974>がストップ高の766円に買われている。きょう付の日本経済新聞朝刊で「伊藤忠商事と産業ガス世界大手の仏エア・リキードは年中無休の水素ステーションを全国展開する」と報じられており、水素ステーション向け複合容器蓄圧器の開発を手掛ける同社に思惑的な買いが向かったようだ。
これまで年中無休で営業する水素ステーションは国内にはなかったが、国内初となる24時間営業のステーションを福島県に設置し、今後は幹線道路沿いを中心に全国展開するという。これを受けて、水素関連事業向け圧縮機を手掛ける加地テック<6391>や、水素ステーション用ステンレス鋼を提供するUEX<9888>、液体水素用バルブを手掛ける宮入バルブ製作所<6495>や、水素バルブを手掛けるハマイ<6497>などへの思惑買いが波及している。