丸大食が9月中間期業績予想を営業赤字に下方修正
丸大食品<2288>がこの日の取引終了後、第2四半期累計(4~9月)連結業績予想について、売上高を1120億円から1100億円(前年同期比0.7%増)へ、営業損益を5億円の黒字から10億円の赤字(前年同期1億100万円の黒字)へ、最終損益を2億円の黒字から10億円の赤字(同9800万円の黒字)へ下方修正した。
食料品や日用品など生活必需品の相次ぐ価格改定に対して消費者の節約志向が一段と高まり、主力のハム・ソーセージ品目を中心にコンシューマ向けの商品が低調に推移したことが要因。また、急激な円安進行もあり、想定を上回る原材料価格やエネルギーコストの更なる上昇に対して、価格転嫁の進捗が遅れたことなどから採算が悪化した。