外為サマリー:一時1ドル144円20銭台を回復、時間外の米金利上昇が支援材料

通貨
2022年9月26日 15時20分

26日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=143円83銭前後と22日の午後5時時点に比べて1円90銭強のドル安・円高となっている。

22日夕に政府・日銀が円買い・ドル売り介入を実施したことで、同日の海外市場では一時140円30銭台まで押されたものの、その後は日米金融政策の方向性の違いに着目したドル買い・円売りで戻り歩調となっている。また、23日に英国のトラス政権が大規模な減税策と国債の増発計画を打ち出し、世界の金融市場に動揺が広がるなか、リスク回避目的のユーロ売り・ドル買いが対円でのドル買いにつながっている面もあるようだ。仲値(午前9時55分頃に決まる金融機関が外国為替取引をする際の基準となるレート)を通過するとドルの戻りが鈍る場面もあったが、時間外取引での米長期金利の上昇を手掛かりに午後2時30分ごろには一時144円25銭をつけた。

ユーロは対ドルで1ユーロ=0.9629ドル前後と22日の午後5時時点に比べて0.0210ドル強のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=138円50銭前後と同5円00銭程度のユーロ安・円高で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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