「ドラッグストア」が20位にランク、水際対策緩和でインバウンド需要の本格復活に期待<注目テーマ>
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みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「ドラッグストア」が20位となっている。
松野博一官房長官は26日の記者会見で、新型コロナウイルスの水際対策を10月11日から緩和すると正式発表した。外国人観光客の入国について、パッケージツアーに限定する措置を解除するほか、現在は1日当たり5万人をメドとしている入国者総数の上限を撤廃するなどとしている。これを受けて株式市場ではインバウンド需要の本格的な復活が期待されており、訪日客が多く来店するチャネルの一つであるドラッグストア株への注目度が高まっているようだ。
また、ツルハホールディングス<3391>が20日に発表した23年5月期第1四半期(5月16日~8月15日)の連結営業利益が前年同期比3.3%増の133億1700万円となり、上期計画の219億円に対する進捗率が60.8%に達したことも同業他社への関心につながっているもよう。スギホールディングス<7649>が27日に発表した23年2月期第2四半期累計(3~8月)の連結営業利益は154億5500万円(会計基準変更のため前年同期との比較なし)で、通期計画の300億円に対する進捗率は51.5%となっている。
なお、10月3日にクリエイトSDホールディングス<3148>の第1四半期決算とクスリのアオキホールディングス<3549>の第1四半期決算、4日にウエルシアホールディングス<3141>の第2四半期決算、11日にコスモス薬品<3349>の第1四半期決算の発表が予定されている。