東京株式(前引け)=大幅反発、米株高受けリスク選好の地合いに

市況
2022年10月31日 11時46分

31日前引けの日経平均株価は前営業日比424円13銭高の2万7529円33銭と大幅反発。前場のプライム市場の売買高概算は5億6268万株、売買代金概算は1兆5009億円。値上がり銘柄数は1428、対して値下がり銘柄数は353、変わらずは56銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は主力ハイテク株を中心に幅広く買いが流入し、日経平均株価は400円を超える大幅高で2万7000円台半ばまで水準を切り上げた。前週末の米国株市場では企業の決算発表が市場コンセンサスを上回る銘柄が多く、これを拠りどころに景気敏感株やハイテク株などへの買いが顕著となっており、NYダウは6日続伸で2カ月ぶりの高値をつけた。これを受けて東京市場でも投資家のセンチメントが強気に傾いており、全体相場は急反発に転じている。個別には好決算発表銘柄への買いが目立ち、指数押し上げに寄与している。プライム市場の77.7%にあたる銘柄が上昇した。

個別では売買代金トップのレーザーテック<6920>が買われ、東京エレクトロン<8035>も上昇するなど半導体関連の上げ足が目立つ。また、ソフトバンクグループ<9984>も物色人気。キーエンス<6861>が値を飛ばし、日立製作所<6501>なども大きく上値を追った。スターティアホールディングス<3393>が急騰し値上がり率トップに。半面、オリエンタルランド<4661>が軟調。大平洋金属<5541>が急落、アンリツ<6754>の下げも目立つ。日本ガイシ<5333>、TOTO<5332>なども売られた。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.