アップルは我が道を行く上昇トレンド、海外の中古車需要旺盛で業績上振れ期待
アップルインターナショナル<2788>が続伸で一時株価を400円台に乗せた。全体相場が波乱含みの下げをみせるなかで我が道を行く展開。売買高も増勢が顕著で市場の注目度の高まりを示唆している。世界的に中古車需要が急速に伸びているが、これは半導体不足により新車の納期が大幅に遅れていることなどが影響している。そうしたなか、中古車輸出を主力に手掛ける同社の業績も想定を上回る推移をみせており、22年12月期営業利益予想は従来計画の2億300万円から7億2600万円(前期比2.2倍)に大幅増額修正された。しかし、進捗率からは一段の上振れ余地が意識される状況で、来週11日の第3四半期決算発表を前に、好決算の先取り狙いの買いを呼び込んでいる。