10万円以下で買える、今期最高益&低PER 23社【スタンダード】編 <割安株特集>
少額資金で投資できる銘柄に対する個人投資家の関心は高い。ネット証券では顧客開拓のため、約定金額が低い取引の手数料を重点的に引き下げる傾向にあり、投資家は手数料を気にせずに売買が可能となっている。最低投資金額(株価×売買単位)が低位の銘柄は、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入できるほか、買い付けや売却の時期を分散できるなどのメリットがある。ただ、業績低迷が続いている企業も数多くあることには留意したい。
東証スタンダード上場企業では813銘柄が最低投資金額10万円以下で購入できる。今回は、今期経常最高益を見込み、割安を見分ける基準となるPER(株価収益率)が10倍未満の銘柄に注目してみた。
下表は東証スタンダード上場銘柄を対象に、(1)最低投資金額が10万円以下、(2)時価総額50億円以上、(3)今期の経常利益が過去最高を見込む、(4)予想PERが10倍未満――を条件に投資妙味が高まる23社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、PERは4日現在)
4日(金)に配信した「10万円以下で買える、今期最高益&低PER【プライム】編」も併せてご覧ください。
最低投資 ┌ 経常利益 ┐ 予想
コード 銘柄名 金額 増益率 今期 PER
<3347> トラスト 36300 46.3 2800 6.3
<6881> キョウデン 55300 11.6 5700 6.7
<7461> キムラ 59600 3.9 2330 7.4
<2903> シノブフズ 63000 0.6 1550 7.2
<6488> ヨシタケ 63800 5.8 1430 8.0
<8508> Jトラスト 64100 171 16000 6.2
<2750> 石光商事 66900 102 1600 5.8
<9827> リリカラ 69100 236 1630 8.4
<9029> ヒガシ21 70400 10.8 1850 7.9
<6239> ナガオカ 71100 17.1 1160 6.3
<9753> IXナレッジ 74900 9.1 1345 8.0
<9368> キムラユニテ 79200 3.5 3800 7.0
<6542> FCHD 81000 3.4 1200 5.8
<5071> ヴィス 82200 13.0 1144 9.0
<7087> ウイルテック 83000 107 1340 6.4
<9698> クレオ 83200 13.8 1260 8.3
<9696> ウィザス 83900 2.4 2300 6.0
<2924> イフジ産業 88000 0.1 1358 7.9
<3948> 光ビジネス 90100 22.1 1500 4.9
<4992> 北興化 90400 45.7 5600 6.3
<9268> オプティマス 91700 13.0 3470 5.5
<9428> クロップス 96400 6.8 2854 5.8
<6405> 鈴茂器工 98300 16.7 1800 9.7
※単位は最低投資金額が円、経常利益が百万円、増益率が%、PERが倍。
※対象条件について、直近予想の「最終利益が経常利益の80%以上」の企業は、特別利益や税控除などにより一時的に最終利益がかさ上げされているケースが多いため、対象から除いた。
株探ニュース