東京株式(前引け)=続落、中間選挙後の米株安受け下値模索続く

市況
2022年11月10日 11時46分

10日前引けの日経平均株価は前営業日比325円43銭安の2万7391円00銭と続落。前場のプライム市場の売買高概算は6億3247万株、売買代金概算は1兆6185億円。値上がり銘柄数は499、対して値下がり銘柄数は1230、変わらずは105銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は、主力株をはじめ広範囲にリスク回避の売り圧力が強まった。前日の米国株市場ではNYダウなど主要株指数が揃って大幅反落となった。注目された中間選挙は上院で大接戦となり、多数党が民主党となるか共和党となるかがはっきりしない状況下で利食い急ぎの動きが出ている。東京市場でもこれを引き継ぎ、先物主導で日経平均が下値を探る展開を余儀なくされた。値下がり銘柄数は1200を上回った。

個別ではソフトバンクグループ<9984>が軟調、東京エレクトロン<8035>も売りに押された。ファーストリテイリング<9983>が安く、三井不動産<8801>も値を下げた。トヨタ自動車<7203>、ソニーグループ<6758>も冴えない。住友ゴム工業<5110>、ブラザー工業<6448>、ベネッセホールディングス<9783>などが大幅安となった。半面、レーザーテック<6920>が利益確定売りをこなし続伸、三菱商事<8058>も堅調。ネクソン<3659>も物色人気。広済堂ホールディングス<7868>、セグエグループ<3968>、RS Technologies<3445>、フジクラ<5803>などがストップ高に買われた。

出所:MINKABU PRESS

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